Feel English!

言葉から読み解くフィーリング

it makes sense - 確かにね〜

無事隔離が終わりオーストラリアの自宅に戻りました。

こちらは、夏の終わりにさしかかっていますが、それでもまだ2月。暑い日があってもいいのに、肌寒い日もありおかしな気候が続いています。

2019年末に来た時とは打って変わって、2020年は雨が多かったせいで周りは緑が多く、本当に美しいです。

今日は電話番号を取得するためSIMカードを買いに街まで行ってきました。対応してくれたのはインド系のオーストラリア人。とてもフレンドリーな良い感じの人でした。

久しぶりに知らない人に会ったのでちょっとおしゃべりを楽しんできました。

その中で、そういえばよく使うよなぁと感じたフレ-ズが

Yeah...it makes sense!
Or
That makes sense, yeah.

などの、

確かにね〜

とか

なるほどそうだよね、本当だね、

に当たる言葉。

覚えておくと、ちょっとした会話の合間に使えるので便利です♪

f:id:mariik:20210226145655j:plain

You are on the right track! - 良い方向に行ってるよ!その調子!

『上手くっている』の英語の言い方で、

be動詞 + on the right track 

というのがあります。

track の意味は、跡、トラック、追跡 と、日本語訳にはありましたが、

英語の同義語では、

path, pathway, 日本語でこれらを訳すと道、路という意味になります。

 

「あなたは正しい道を歩いているよ!」

 

を、訳すと、

 

"You are on the right track!"

 

そうすると意味がしっくりとくるのではないかと思います。

 

例えば、人生の進路を悩みに悩んだ末、この道を行くことにした。

けれど、何年も経つと、私は正しい方向に人生進んでいるんだろうか、、と、また悩む。すると神様は言うわけです。

 

”Don't worry! You are on the right track!"

 

神様の声は聞こえないけれど、確実にそう言っているだろうなと思い、思い切っていろんなことに挑戦し、充実した毎日を送りましょうね!

 

Feel English!

FOMO – Fear Of Missing Out

この略語は聞いたことがありますか?

最近よく耳にします。

略は、
Fear 恐怖
Of
Missing Out 逃す、見逃す

見逃してしまうことの恐怖

とでも訳せるのかなと思います。

オーストラリアではこのコロナ禍で不動産が高騰しており、特に、大都市シドニーから地方都市へ移住する人が増え、地方都市の不動産が盛況だとのことです。

例えばあなたがその立場にたち、地方都市の家の内見に行ってきたとします。その家が大変気に入り、「この家いいなぁ買いたいなぁ。」
と、不動産屋に相談すると、不動産屋はこう言います。

「いやぁ、もう数人買いたいと言ってるお客さんがいるんですよ。」

そう言われたらあなたならどんな気分になりますか?

そう、『今買わなければこの家は売られるかもしれない。』という気持ちになると思います。

その気持ち、フィーリングをFOMO と言います。
Fear Of Missing Out
「(気に入った家を買い)逃してしまう(かもしれないという)恐怖」にあなたを陥れさせます。

不動産屋はあなたがFOMO(見逃してしまう恐怖)を感じるかもしれない、という心理を利用して、あなたに家を買ってもらおうという魂胆かもしれません。

これは例ですが…。

さて話は変わりますが、今私はオーストラリアに来ています。世界がこのようなFearに満ちている状況下での移動でした。これからはYouTubeなどで英語に役立つ情報や、オーストラリアの状況など交えてお伝えできたらなと思っています。ブログも引き続き続けていきますので、今後も宜しくお願いします。

Feel English!

f:id:mariik:20210210170717j:plain

I don’t want to talk about it...

放ったらかしにしておいたブログですが久々にアップします。
ネタが最近なくなってきて、
🤔うーんと唸ってる間に時間が過ぎてしまいました。

今日は何となく亡くなった義母のことを考えていて、時にはお互い憎たらしい存在であったであろうとはいえ、若い頃イギリスに親兄弟を残し、義父とオーストラリアへ移民として渡ってきて新しい家族をシドニーで築いていったことも考えると、境遇は私と似ていたこともあり私の良き相談相手で理解者であったことは間違いありません。

義母が愛してやまなかったロッドスチュワートが、YouTubeをボーっと見ていたら出てきたので、その歌を題材にしてみました。

I don't want to talk about it.

これを初めて言われたのは私が高校生でアメリカに留学していた時。ホストマザーに何かを質問した時に言われた言葉でした。日本では、「私はそれについて話したくないの」なんて、直球で人に言うことはあり得なかったので、そう言われて驚いたことを良く覚えています。へーそんなこと言っていいんだ、アメリカでは、と。日本だったら、まさしく、お茶を濁す言い方で、言いたくないことは言わないですよね。

I don't want to talk about it. How you broke my heart.

と、女性は歌います。

You broke my heart.

は、私のハートを壊した。要するに、彼女は、どのように彼が自分をふったか、自分がどのように彼氏にふられたか、なんて、I don't want to talk about it. と、言ってるんですね。

YouTubeのリンクを貼っておくので、聴き取れるかどうか試してみてください!

https://youtu.be/w46bWxS9IjY


Feel English!

Visual is the new Verbal

私は、

時代を反映している、または、ある状況を的確に表現している

英語に出会った時、ハッとします。


日本語でも、

心の動きや季節の移り変わりなど、
日本の心や日本で育まれた自分の感情を的確に表現している言葉に出会うと、

ハッとします。


目にした言葉や耳にした言葉には、敏感でいたいと思っています。

今日のタイトル
”Visual is the new verbal”
感覚でこの意味を捉えてみた場合、どんなことが頭に浮かびますか。
 
Vision は、聞いたことがある人も多くいると思います。
視る、視覚、という意味があります。
Verbal とは、言葉の、口頭の、口から出る表現”言葉”のことを言っています。

もう一回タイトルをみてみましょう。
Visual is the new verbal
今度はどんなことが頭に浮かびましたか。

 


「視覚は新しい言葉である。」と訳せるかと。


例えば絵文字。*日本語圏外でも絵文字はemojiといいます。
絵文字で表現できる感情は、もしかすると言葉にするよりも
的確に表現できている可能性はありませんか?

今の時代、言葉ももちろん重要ですが、
視覚に訴えることでなお的確に相手に自分の言いたいことを伝える方法というのが
たくさんあるのではないかということを考えています。


Feel English!

 

it takes two to tango - 一人だけの責任じゃない

いや〜Netflixの韓流ドラマにどっぷりハマっています。

週末の行事のように夫と二人、
食べ物や飲み物を大量にテーブルに置き、二人で、

ひゃーとか、crazy!
Scary! OH my god! oh no!
Unbelievable! joking! she's mad! poor guy,

などと、
驚きを表す英会話表現だけで会話が成立する時間を過ごしてます。

さて、今ハマり中のドラマ
The world of the married.

f:id:mariik:20201201181903j:plain

俳優陣の美しさに反してもうドロドロ...それも関わる人全てご近所。あり得ません。


今日は タンゴは二人で踊るもの “it takes two to tango. ”
を深く考えてみようと思います。

一人の責任じゃない、という意味になります、と、書きましたが、まあ、全てにそれが当てはまるわけではないかも、ということを明記したうえで考察しますが、

例:
あなたのせいよ!あなたのせいで私の人生台無しになったのよ!

と、韓流スターはドラマの中で言うわけです。

本当にそうなのでしょうか?

It takes two to tango.
タンゴは二人で踊るもの。

一人の責任だけではないかもしれないんですね、この人の不幸せは。ですが、まあ確かに発端は夫の不倫です。

もしかすると、彼女は自分を抑圧して暮らしていたのかもしれない、そんな姿を夫は見たくなかったのかもしれない。もしかすると彼女はもっと夫とコミュニケーションを図ろうと努力すべきだったのかもしれない、、、

😑……

夫は浮気や不倫に走った。なぜなら妻は自分を大事にしてくれなかった、、妻が自分より子供を大事にした、、、等々。

私は間髪入れず声を荒げて画面の男に向かって言い放ちます、日本語で。
「いい加減にセーよ!奥さんは頑張ってるんだ!」

残念ながら視点は果てしなく一方的です…


要するに、自覚してようがしてまいが、関係がうまくいかなくなった原因は両方(二人)
にあるんではないかということを表現する英語が

It takes two to tango.

なんじゃないかと思うのです。

一人ではタンゴは踊れないので、そういう関係性(タンゴ)を築いたのは、二人に原因があるのでは、というタンゴを例えにしたフレーズの考察を今日はしてみました。



Feel English!

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

I don’t mind ー 全然大丈夫気にしてないから

この I don't mind の使い方、若い頃はさっぱり意味が分からず、使い方に困ったのをよく覚えています。

でも日常的に耳にするので、何とかしてマスターせねばと思い、タイトルにあるように日本語に訳し、感覚を掴もうと何度も何度も使って練習しました。

テニス部の試合などで使ってたドンマイが、
Don't mind! Never mind!
だったなんて!知らなかった…
しかも意味も同じ。

と、驚いたものです。

ドンマイは、
多分ほとんどの人がご存知の通り、

『気にしない❗️』

という意味です。

英語の

"Don't mind! “”Never mind!"

も同じ意味です。

ただ

“Never mind!”

と、使います。


ドンマイ の方は、

”I “ 『私』をくっつけて

"I don't mind. "

即ち、

『私は気にしません。』

と、使うことが多いです。

気にしないからどうぞどうぞ、
という意味ですね。

Do you mind if I use your pen?
あなたのペンを使っても良いですか?(私があなたのペンを使うことあなたは気にしますか?)

I don't mind at all! Go ahead!
全然気にしないよ!どうぞ!

嫌味もなく、さらっと、どうぞと言ってる感じですネ。そして、Do you mind 〜から始まる質問も丁寧な感じを受けるので、失礼には当たりません。

Go ahead!
直訳すると「先へ行ってください。」ということですが、これはどうぞと同じ意味です。

機会があれば是非使ってみてくださいネ!

Feel English!

プレゼント🎁=今現在 のハナシ

今年のクリスマス🎄年末年始は、オーストラリアへ行くことができません😭
オーストラリアに住んでいる娘たちへのクリスマスプレゼントは郵送することにしました。


プレゼント🎁present

は、物でもありますが、

他にも『今』『現在』という意味があります。

present を『今現在』という意味で使う場合は、
at present
と、
at
を、presentの前につけます。


ここで、プレゼント🎁の日本語訳《贈り物=送りもの》という言葉にハッとなりました🤭。

『今』という時間は、ひょっとすると、『未来』から送られてくるもの…送りもの→贈り物=プレゼント🎁present = now

なのかしら。と。

考えすぎですかネ?

Everything is going well at present.
今現在全てうまくいってる。

Feel English!

たられば…は、無し!

もし〜していたら…
もし〜していれば…

ああなっていたのに。こうなっていたのに。

『後悔先に立たず』

こういう経験は生きていたら何度かありますよね。

英語でこういう表現があります。

Should've, could've, would've

Should have 〜
Could have〜
Would have 〜

例:
I should have studied harder but I didn't.
もっと勉強しておくべきだったがやらなかった。

I could have bought the ticket but I didn't.
あのチケットを買っておくこともできたけれど、しなかった。

I would have gone to the gym but I didn't.
ジムに行っておけばよかったがしなかった。


お分かりでしょうか。どんなに言い訳(〜すればよかった。should've、could've 、would've の部分)を言っても、やらなかったのだから

Should've could've would've は、無しだよ〜

と言ってるわけですね。

この3つの言い方を場面によって使いわけないといけないと、思うがあまり、使えない…となるのも勿体ないことです。なぜなら、詳細に意味を伝えたい場合、使い分けることもできますが、大まかな意味はどれも一緒なのであまり気にせず、使ってみましょう。そのうち詳細な意味が理解できてくると思います。

例: 私は最近ピアノを弾き始めたのですが、あまりの出来なささ、指は動かない、ヘ音記号の読みが苦手…に落ち込み、こう呟きました。

“I should've practiced playing the piano more seriously when I was young ....”

すると夫は、

"Should've could've would've!!! But you didn't. So why don't you do it now? "

とまあ、こう来たわけです。

言い訳は無し!

後悔したくなかったら、今すぐやろうと思ったことは何でもやっておくほうが良いですよね。
未来に、
"I Should've〜, I could've〜I would've〜 but I didn't ..."

と、言わなくてもいいように!

Feel English!

Traffic light 🚦- colours

先々日、夫が免許の更新に行ってきた時の話しです。

簡単なテストがあったとのことですが、

目の検査時、

顔の真横に信号機🚦が置かれ、光ってる色を言ってください、と言われたそうです。

そして光ってる色が
日本語で言う『黄色』だったので、

"Orange "

と言って、

不合格になったそうです。(後、無事合格したそうですが。)

ここはタイ🇹🇭。

タイにおいても『黄色』は『Orange』ではないようです。

英語圏では信号機🚦の色は、

『赤』はRed

『黄色』はOrange またはYellow

『青』は Green

になります。



Feel English!

『トキメク』を 英語で?

f:id:mariik:20200914120840j:plain

Netflixの私のお気に入りの一つ。
こんまりこと近藤麻理恵さんの片付けの番組。

日本語の『トキメク』をどう訳しているのか気になったのですが、とてもうまく訳してあり、感動しました。

日本語の『トキメク』をその言葉のフィーリングを失わずに、どう訳すのか。

日本語には、英語や(多分)他の言語でも、そのフィーリングを与えつつ訳すことが難しい言葉があります。その逆も同様だと思います。

例えば、

切ない、

や、

勿体ぶる、

面倒くさい、

よろしく、

など。

日本で生活して日本人の心というかがわからないと、意味が分かっても、その言葉が与える感覚というか、私はフィーリングと言ってますが、を受け取ることがなかなか難しいんじゃないかなと思うのです。


Netflixでは『トキメク』をどう訳したかというと、

“Spark joy ”

動詞としても名詞としても使っていたような。

spark

は、閃光 ⚡️、キラキラ、ピカッ、みたいなイメージ。
ちなみに炭酸水は、sparkling water、炭酸ワインはsparkling wine(シャンパーニュ産以外のものはシャンパン🍾と言ってはいけないことから。)

Joy

は、喜び、楽しみ、嬉しい
みたいなイメージです。

この二つを合わせて

『トキメク』を表したんですね。

Feel English!

日本語の美しさ ー 英語に訳せない ①

f:id:mariik:20200903102318j:plain

コロナの最中、いろいろ思い至ることがあり、今まで自分が執着していたことを手放さそうと考えてはみたものの、必要でなくなった電化製品や服などの物質以外、一体何を手放したらよいのか、考えつきませんでした。

最近までは…。

私が、人生において一番執着していたもので、始めこそ楽しさもあったものの、ここうん十年私を一番苦しめていたものは、

他ならず

英語。

英語ブログを立ち上げておいて失礼しますが、

実際、英語は、上手くなりたいあまり、かなり執着していました。

どんなに勉強してみても、どんなに本を読んでみても、高校生の頃に自分が思い描いていたように話せない。

と、かなりストイックに思い詰めていたということに気づきました。

なのでこれを手放してみようと。

それでパンを焼き始めこれに没頭しつつ多くの日本語の本を読み歌を聴き、日本語で思考や感性を鍛えています。

英語を手放す覚悟をしてから変わったことは、自分の在り方が楽になりました。気持ちが楽になると何でも解けるように楽に振る舞えるようになった気がします。

『もしかして英語も以前より上手くなった?』まあこの問いに行き着くとまた前に戻る気がするので、ここは回避しようと思っています。

長々と自分のことを書いてしまいました…。

日本語の美しさにあらためて感動する日々ですが、
大好きな米津玄師さんの『海の幽霊』からのフレーズ

“大切なことは言葉にならない”

英語であろうと日本語であろうと、実際にはこれに尽きると思います。

Feel English!